「月光ドリル」は疾風のように穴開ける – ニュースイッチ Newswitch



 ビックツール(鳥取県日吉津村、新井高一社長)は、独自の刃先形状で切れ味などに優れた「月光ドリル」で、機械加工分野に参入する。第1弾として6サイズをそろえ、近く全25サイズまで拡大する。自動車や機械のメーカーにテスト品を納めており、正式受注があった場合などには増産投資を検討する。

 月光ドリルは三日月のような円弧状の刃先が特徴。競合品に比べると貫通穴を開けた際にもバリが出ず、少なくとも2・6倍以上は長持ちするという。切れ味が鋭いため小型工作機械でも比較的大きな穴が開けられるメリットもある。

 ビックツールはこれまで手持ち型の電動工具向けに販売してきたが、機械加工用途への参入を決めた。まずはタップの下穴用として直径2・3ミリ―8・6ミリメートルの6種類をそろえた。

 今秋のうちにさらに19種類を追加する。トータルでは40―60種類のラインアップが必要になると想定している。

 現在、自動車部品や重機械などのメーカーにテスト品を納入している。今後正式受注があった場合や、寸法ラインアップを拡大する際などには設備投資が必要になるが、現段階では詳細な投資計画は未定。

 月光ドリルは2012年秋に発売。電動工具用途では切れ味の良さが好評で、全国の1000店舗以上のホームセンターなどで販売している。

 より需要量の多い機械加工用途への参入を狙っている。11月の展示会に出品し、切れ味などをアピールする。





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