絶壁の国宝「投入堂」への参道再開…鳥取地震で亀裂、ネット浄財で整備 鳥取・三朝 – 産経ニュース



 鳥取県三朝町の絶壁にあり、昨年10月の鳥取地震で参道が通れなくなった三徳山三仏寺(みとくさんさんぶつじ)の国宝「投入堂」への迂回路が整備され、18日から再び参拝が可能になる。インターネット上の「クラウドファンディング」で募った工事の資金は数日で目標金額の200万円に達し、各地からの浄財が関係者を喜ばせている。

 三仏寺によると、鳥取地震では投入堂への参道の岩場に幅約10センチ、長さ15メートルの亀裂が入った。崩落や参拝客の転落などの恐れがあり、安全が確保できないことから入山を禁止したため、参拝客は激減したという。

 急峻な場所で重機などを持ち込みにくく、亀裂の修復には膨大な費用や時間が見込まれるため、まずは近くの岩場に鎖を付けるなどして迂回路を整備することを決めた。

 3月17日にクラウドファンディングで工事費用の募集を開始すると、同月20日には200万円に到達。4月16日正午現在では約860万円が集まり、寄付者には外国人の名前もあったという。目標額を上回った分は被害を受けた岩盤そのものの修復などに充てる。

 三仏寺の米田良順執事次長は「温かい寄付や応援の言葉に胸を打たれる。復興のシンボルとして地元を元気づけたい」と感謝の思いを語った。





コメントを残す