伊藤ハム米久、鳥取・琴浦町に同社最大の養鶏場 鶏肉生産1割増 – 日本経済新聞



 伊藤ハム米久ホールディングスは9月中旬、鳥取県琴浦町に同社最大の養鶏場を開業する。約13億円を投じて整備する県内13カ所目の養鶏場の一部が完成し、1日に竣工式を開いた。来夏の完成後は年130万羽を出荷し、同社の年間出荷羽数を従来比1割増の1500万羽規模に高める。

 グループで鶏肉生産を担う米久おいしい鶏(鳥取県琴浦町)の金森史浩社長は「最先端の生育環境を生かし年5~6回転させたい」と話した。鶏肉はむね肉の需要増で相場が安定しており、増産ペースを上げる考えだ。

 新鶏舎は16日に鶏を入れ、11月にも初出荷する。施設内に鶏ふんを燃やして肥料をつくるボイラーを設えており、廃熱を鶏舎の床暖房などに使う。鶏舎内に新鮮な空気を送るファンの構造も工夫し、寒暑の差が激しくても室内環境を維持しやすくした。

 伊藤ハム米久の鶏肉の出荷数は2016年度の実績が約1340万羽で、鳥取県では約870万羽を生産している。鶏肉は「サラダチキン」人気などでむね肉需要が高まり、価格が高値で推移している。伊藤ハム米久は今後も増産ペースを保ち、中期的に年1800万羽の出荷をめざす。





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