境港「植田カメラ」ライトアップ 夜の町歩き促進へ初 – 山陰中央新報



夜間のライトアップが始まった「植田カメラ」

 鳥取県境港市のNPO法人「元気みなと」が、同市出身の世界的写真家・植田正治さん(1913~2000年)ゆかりの「植田カメラ」(境港市中町)のライトアップを始めた。地元の「おさかなロード」沿いに位置する旧店舗を核に、夜の町歩きを促そうと初めて企画。かつて植田さんが経営し、現在は愛用したカメラなど約200点が展示されている店に冬の彩りを添えている。来年1月末までの夜間に点灯する。

 植田カメラは、国登録有形文化財の植田さんの生家(同市末広町)近くにあり、昭和30年代(1955~64年)に開店した。植田さん死去後は三男・亨さん(73)が引き継いだが2014年に閉店。以後は、写真館用のカメラや「植田調」と呼ばれ海外でも評価された作品のパネルを並べ、窓越しに眺められるようにしている。

 同法人は、水木しげるロードに隣接する約3キロをおさかなロードと命名し、魚介類のオブジェ20体を設置するなど、にぎわい創出に注力。電気店を営む吉田明広副理事長(49)が「植田さんとおさかなロードを知ってもらい境港を盛りあげたい」と「かさご」をかたどった像が店の前にある植田カメラへのライトアップを思い立った。

 点灯時間は午後6時から同11時まで。約2千個のLEDが陳列棚などに取り付けてあり、時代の流れを感じさせるカメラと偉人の面影を、くっきりと浮かび上がらせている。





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