103センチ望遠鏡の鏡取り外し作業を公開 鳥取市さじアストロパーク – 産経ニュース



 公開天文台「鳥取市さじアストロパーク」(同市佐治町)に設置された「103センチ大型望遠鏡」の反射鏡が、経年変化が生じているため再メッキが施されることになり、20日、取り外し作業が公開された。

 同望遠鏡は、鏡で天体の像をつくる反射望遠鏡。鏡は直径103センチ、厚さ15センチで、ガラスの表面にアルミメッキをしたもの。一般の人が観察できる公開天文台の望遠鏡では、日本で8番目に大きい。肉眼の2万2千倍の光を集める能力があり、これまで小惑星を22個見つけている。

 しかし、平成6年3月の設置からほぼ24年が過ぎ、鏡の反射率が低下したり、メッキが一部欠落したりしているため、再メッキを行うことになった。

 この日は、同望遠鏡を製作した天文機器メーカー、三鷹光器(東京)の技術者3人が、取り外しを実施。同望遠鏡の後部に取り付けられた鏡を台座ごと、ジャッキを使って慎重に抜き取った後、鏡を運搬用ケースに納めた。鏡は宮城県の工場に運ばれ、再メッキ後、来年1月下旬頃、再び取り付けられる予定。

 作業は近くの佐治小3、4年生11人も見学。同望遠鏡からドーナツ型の巨大な鏡が現れると、興味深そうに見つめていた。4年の岡村唯笑(ゆら)さん(10)は「初めて鏡を取り外すのを見て、大きくてびっくりした」と話し、岡村星吾さん(10)は「望遠鏡で空を見たことがあるが、中がどうなっているのかが分かった。これからも星を見たい」と喜んでいた。





コメントを残す