欠けた器 輝き再び – 読売新聞



 ◇金継ぎ体験 「大切に使う」

 欠けてしまった陶磁器を修復する「金継ぎ」体験の催しが12日、高松市香南町のさぬきこどもの国で開かれた。参加者は愛着のある器に漆を塗るなどして丁寧に直していった。

 修復作業を通じて物を大切に扱う心を養ってもらおうと、こどもの国が企画。綾川町在住の漆芸家泉谷麻紀子さん(31)が講師を務め、参加した24人が旅先で購入した焼き物や、何年も愛用した器などを持参した。

 参加者は欠けた部分をパテで埋め、やすりで形を整えて漆を塗った後に、金粉をまぶして装飾。作業をしながら、それぞれの器にまつわる思い出話に花を咲かせた。各自で持ち帰り、2週間ほど漆を乾燥させれば修復が完了するという。

 自分が生まれた時の出産祝いに贈られた陶製のコップを持ち込んだ香川誠陵中1年楠明子さん(13)は「金の飾りがついて、前よりもきれいになった。大切に使おうと思います。まずは紅茶を飲みたいです」と笑顔だった。





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