鳥取)100年前の琴浦沖の遭難、住民が供養祭 – 朝日新聞社



 琴浦町沖の日本海で貨物船「南昌丸」が難破し、乗組員の韓国人男性が死亡した事故から100年を迎えた18日、現場近くの花見海岸(同町赤碕)で供養祭があった。地元住民ら約20人に駐神戸韓国総領事館の領事も参列し、犠牲者を悼んで線香を手向けた。

 当時の新聞などによると、南昌丸は1918(大正7)年2月18日未明、暴風で大しけのため花見海岸から約150メートルの浅瀬で座礁。石油缶約5千個を積んで新潟から中国・山東省に向けて航行中だった。乗組員15人のうち7人は自力で岸に泳ぎ着き、別の7人は地元の下市集落の住人が救助したが、韓国・済州島出身の李歳元さん(当時27)が波にさらわれて亡くなった。

 李さんの供養塔は、郷土史研究家から事故の様子を聞いた地元の岩田弘さん(82)が1995年に自費で設置し、地元住民で手入れを続けてきた。住民らは昨年の百回忌に続き、供養祭への参加を呼びかけた。

 参列した駐神戸韓国総領事館の…

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