美咲と久米南で心華やぐひな人形 豪華な段飾りやジオラマ – 山陽新聞



お年寄りたちが作ったつるしびなが彩る会場

さまざまな飾り付けをしたひな人形に見入る人たち

 岡山県美咲町のコミュニティー施設と久米南町の誕生寺前の参道にひな人形が飾られている。手作りのつるしびな、豪華な段飾り、ジオラマのようなひな人形と工夫を凝らした飾り付けで、それぞれの会場は華やいだ雰囲気に包まれている。

「美咲憩いの家」お年寄り工夫

 お年寄りが作った170本のつるしびななどを飾った「ひなまつり」が美咲町の打穴中老人憩いの家(同町打穴中)で開かれている。4日まで。

 同憩いの家に月1度集まり手芸活動などに取り組んでいる「サロン乳塚の里」が初めて企画。60~90代の約15人が3~4カ月がかりで作ったつるしびなをメインに、地元老人クラブメンバーらの呼び掛けで寄せられたひな人形や土人形の「泥天神」、木目込み人形、五月人形など100体以上が並べられている。

 このうち、つるしびなは、カラフルな古布やフェルトで作ったコイやフクロウ、ツル、ひょうたんといった縁起物のほか、ウサギやリスなどの動物を模した人形が下げられ、華やかな雰囲気を醸し出している。

 同サロン代表の頼実希明さん(84)=同町=は「創意工夫して作った人形や、家庭にあったものなど、さまざまな人形を多くの人に見てもらいたい」と話した。

 午前10時~午後4時(最終日は同3時まで)。

「誕生寺参道」軒先、道端彩る

 久米南町里方、誕生寺前の参道・門前通りで恒例の「おひな祭り」が開かれている。民家の軒先や道端に新旧さまざまなひな人形が飾られ、通りを華やかに彩っている。3日まで。

 飾られているのは、五段、七段の豪華な段飾りや御殿びな、掛け軸に押し絵の人形を差した大正時代の「さしびな」など多彩。誕生寺保育園児がペットボトルや新聞紙などで作った人形や、竹筒の台座を並べた野球場で人形たちが高校野球を観戦する様子を表現したユニークな展示もあり目を引いている。

 地元の女性有志でつくる「誕生寺おひな会」(37人)が地域活性化を狙いに2005年から開催。弓狩久子代表(78)=同町=は「町を散策していろいろな表情の人形を眺めてもらいたい」と話した。

 展示は午前9時~午後5時。会場には喫茶スペースがあり、コーヒーや菓子を振る舞うほか、最終日は午前10時からうどんやぎんなんおこわ、ゆずコロッケ、ゆずギョーザなどを販売する。





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