様似町でマガン死骸から鳥インフル陽性反応 苫小牧市「まずは情報収集」 – 苫小牧民報



 道と環境省は6日、様似町で見つかったマガンの死骸から、遺伝子検査で鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が検出されたと発表した。今後、北海道大学で毒性の強い高病原性かどうかを調べる確定検査を行う。判明に1週間程度かかる見通し。道内で今年度、鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは初めて。

 道などによると、2月18日に様似町栄町の住宅街で、同町職員がマガン1羽の死骸を発見。国立環境研究所(茨城県つくば市)で遺伝子検査を実施し、6日に「陽性」と判明した。現在、死骸の回収場所付近で他に死んでいたり、衰弱していたりする野鳥はおらず、道内の家禽(かきん)農家からも鳥インフル感染を疑う報告はないという。

 道などは当面の対応として、回収場所の半径10キロ圏内で衰弱や死亡した野鳥の有無を毎日確認する方針。回収場所付近に鶏などを飼養する農家はないが、日高家畜保健衛生所(新ひだか町)は同日、家禽農家がある日高管内の自治体などに注意を呼び掛ける文書を送付した。

 環境省によると、高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染した野鳥などが見つかった事例は今年度、島根県や東京都、兵庫県の1都2県で13件確認されている。現在、今回の様似町の事例の他、熊本県、兵庫県でも確定検査が行われており、野鳥の渡りシーズンを迎えて今後、感染が広がる可能性もある。

 苫小牧市のウトナイ湖は今後、北帰行のマガンなど渡り鳥が集まるため、市環境生活課は「まずは情報収集をしたい」としている。





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