「青春18きっぷ」1日でどこまで行けるか 東京から西へ19時間、北へ18時間… – ニコニコニュース



JRの普通列車が乗り放題となる「青春18きっぷ」、1日あたり2370円で全国を移動できます。東京から普通列車を乗り継いでいくと、1日でどのあたりまで行けるのでしょうか。

1日で到達できる最長距離は、九州のあの駅!

JR全線の普通列車(普通車自由席。快速列車を含む)などが自由に乗り降りできる「青春18きっぷ」の価格は1万1850円です。1枚につき1日ひとり有効のスタンプを押す箇所があり、1人で使用する場合、1日あたりに換算すると2370円になります。

では、東京駅から列車を乗り継ぎ、1日でどこまで行けるのでしょうか。最も遠い場所は、九州の駅です。なお、ダイヤは2018年3月1日(木)現在における平日のもので、特記以外は普通列車です。

●東京から1日でいける最長距離ルート
東京4時55分発→品川5時04分着/5時10分発→小田原6時21分着/6時22分発→熱海6時45分着/6時49分発→浜松9時19分着/9時23分発→豊橋9時56分着/10時03分発→(快速)→大垣11時31分着/11時42分発→米原12時17分着/12時20分発→(新快速)→姫路14時47分着/15時03分発→相生15時22分着/15時25分発→糸崎18時04分着/18時29分発→徳山21時57分着/21時59分発→下関23時50分着/23時51分発→小倉0時04分着

乗り継ぎ回数12回、距離にしておよそ1129kmを移動し、東京駅から福岡県北九州市の小倉駅まで到達できます。小倉駅到着時、翌日になっていますが、「青春18きっぷ」の「1日分」は乗車した列車が0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効なため(東京・大阪の電車特定区間は終電車まで)、この行程の場合は同駅まで「1日分」で到達が可能です。

ちなみに新幹線ならば、東京駅6時00分発の「のぞみ1号」に乗ると、小倉駅へ10時36分に到着。料金は2万2310円(通常期の普通車指定席)です。

東北方面は?

東京から東北方面へはどうでしょうか。

●東京から1日でいける東北方面の最長距離ルート
東京4時45分発→上野4時53分着/5時10分発→宇都宮6時51分着/6時59分発→黒磯7時49分着/7時54分発→新白河8時18分着/8時21分発→郡山9時03分着/9時25分発→福島10時11分着/10時40分発→(仙台シティラビット)→仙台11時56分着/12時11分発→羽前千歳13時26分着/13時39分発→新庄14時42分着/15時38分発→秋田18時11分着/19時00分発→大館20時46分着/21時20分発→青森22時50分着

乗り継ぎ回数11回、距離にしておよそ802kmを移動し、東京駅から青森駅まで到達できます。全体の距離は若干短くなりますが、東京から高崎線、上越線、信越本線、羽越本線を経由し秋田駅まで日本海沿岸を北上するルートでも可能です。

ちなみに新幹線ならば、東京駅6時32分発の「はやぶさ1号」に乗ると、新青森駅へ9時49分に到着、そこから普通列車に乗り換え10時04分に青森駅へ到着します。料金は1万7350円(「はやぶさ」は通常期の普通車指定席)です。

四国、山陰方面は?

東京から小倉までのルートでは東海道本線と山陽本線、鹿児島本線をひたすら西進しますが、途中で分かれて山陰や四国方面へ向かう場合、どこまでいけるのでしょうか。

●東京から1日でいける山陰方面の最長距離ルート
東京4時55分発→(省略。乗り継ぎ8回)→相生15時22分着/15時25分発→倉敷16時51分/18時05分発→新見19時35分着/21時54分発→米子23時25分

東京から相生までのルートは東京~小倉間と同じで、倉敷駅から伯備線を経由し、鳥取県米子市の米子駅までいくことができます。距離は約892km。米子までのルートとしてはこれが最長距離ですが、京都駅から山陰本線で福知山駅(京都府福知山市)や鳥取駅(鳥取県鳥取市)を経由しても、相生駅から赤穂線で播州赤穂駅(兵庫県赤穂市)を経由しても、米子まで到達できます。

●東京から1日でいける四国方面の最長距離ルート
東京4時55分発→(省略。乗り継ぎ8回)→相生15時22分着/15時25分発→岡山16時31分/16時42分発→(快速「マリンライナー」)→坂出17時21分着/17時32分発→(快速「サンポート南風リレー号」)→観音寺18時28分/18時51分→伊予西条20時06分/20時12分→松山22時16分/23時14分→五十崎(いかざき)0時02分

東京から相生までのルートは東京~小倉間と同じで、岡山から瀬戸大橋を渡り、四国へ向かった場合、最長で内子線の五十崎駅(愛媛県内子町)までいくことができます。東京からの距離は約996km。五十崎駅は小さな無人駅で、周辺に商店などもありませんが、同じ列車で五十崎から3駅先、伊予大洲駅(同・大洲市)までいくことができます。追加で払う運賃は220円です。

ちなみに、徳島方面へは、高松、徳島経由で牟岐駅(徳島県牟岐町)まで東京から1日で行けます。高知方面へ普通列車で行けるのは、琴平、阿波池田経由で大歩危(おおぼけ)駅(徳島県三好市)までです。しかしながら、大歩危駅から乗車券950円と自由席特急券520円を別途購入し、後続の特急「南風」で土佐山田駅(高知県香美市)まで移動すれば、そこからさらに高知方面への普通列車に接続できます。その列車に乗った場合、高知着は23時05分、日付が変わるのは吾桑(あそう)駅(同・須崎市)で、0時04分に到着します。



【地図】「青春18きっぷ」1日分で東京から行ける範囲

山陽本線など岡山・広島地区の普通列車で使われている115系電車。写真はイメージ(2014年12月、恵 知仁撮影)。



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