一番人気は「蒲原 夜之雪」 歌川広重の世界 | 日本海新聞 Net Nihonkai – 日本海新聞



2018年4月15日

 鳥取市の鳥取県立博物館で開催中の「平木コレクション 歌川広重の世界-保永堂版東海道五十三次と江戸の四季」(新日本海新聞社など主催、TSK山陰中央テレビ共催、鳥取信用金庫特別協賛)では、「東海道五十三次之内 蒲原 夜之雪」が来場者の一番人気だ。墨の濃淡を繊細に積み重ねて表現した雪景色が、多くの人の心を捉えている。

 3月31日~4月13日の来館者アンケートで1位となった。蒲原は静岡県中部に位置する温暖な地だが、広重はあえて雪景色を選択。青空が多い他の作品に比べると異色で、シリーズ中屈指の名作に位置付けられる。

 14日も多くの来場者が「蒲原」の前で足を止めた。浮世絵に魅せられ東海道を歩いているという米子市東福原8丁目の公務員、遠藤郁幸さん(50)は「初めて実物を見た。墨の濃淡で雪や空を表現し、人物の着物の藍色が作品全体を引き立てている」と話した。

 15日は造形作家の徳持耕一郎さんによる「浮世絵の刷り実演」が午前11時と午後2時に行われる。(北尾雄一)





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