「ぬるそば」を知っていますか?極楽系「飲める立ちそば店」が楽しすぎた【東京ソバット団】 – メシ通 (風刺記事) (ブログ)



f:id:Meshi2_IB:20180306163827j:plain

「飲める立ち食いそば店」のニューカマー

こんにちは、東京ソバット団の本橋です!

今回のお店は、「飲める立ち食いそば店」。

これまでもいい感じのお店を紹介してきましたが、今回もなかなかですよ。

そのお店があるのは方南町。

メトロ丸ノ内線の方南町駅を出て、方南通りを新宿方面に少し行った路地を入るとあります。

f:id:Meshi2_IB:20180327001353j:plain

お店の名前は「Y’z☆Kato」。

ちと表記が面倒だし、みんな「ワイズ」と読んでいるので、以下「ワイズ」と書きますね。


この「ワイズ」がオープンしたのは2017年の9月なんですが、実はその前がありまして、それが立ち食いそばファンの間では有名だった「ちかてつそば」なんですよ。

メトロ方南町駅の地上出口そばにあって、豊富な天ぷらと「ぬるそば」なるメニューが好評だったんですが、建物の老朽化もあって17年の6月に閉店。

場所と店名を変えて再オープンしたのが、この「ワイズ」なんです。


で、その「ワイズ」が以前と変わって飲めるお店になっているという噂を聞きましてですね、ちょっと飲んでみようかと。

以前、取材に協力してもらい、めでたく団員3号となったケビン氏を召喚して行ったんですが、これが想像以上に楽しいお店だったんです!


f:id:Meshi2_IB:20180327001358j:plain

店頭にはこんな感じで持ち帰り天ぷらが売られているわけですが、その奥の貼り紙を見てください。

通常は揚げ置きの天ぷらが、15時からは揚げたてでいただけるんですって! 

こりゃもう酒のアテにはぴったりじゃないですか!


さて、店内はというと、こんな感じ。

f:id:Meshi2_IB:20180327001548j:plain

厨房正面にカウンター、奥にテーブルが1つあるんですが、とにかくメニューがあちこちにあるんですよ。


f:id:Meshi2_IB:20180327001641j:plain

まずはそば・うどん類。


f:id:Meshi2_IB:20180327001459j:plain

レギュラーの天ぷらですね。


f:id:Meshi2_IB:20180327001505j:plain

天ぷら含むトッピング類。


f:id:Meshi2_IB:20180327001554j:plain

バラミックス天のご案内。


f:id:Meshi2_IB:20180327001509j:plain

そしてあった! ぬるそば!


f:id:Meshi2_IB:20180327001410j:plain

はいはい、定食類もありますよっと。


f:id:Meshi2_IB:20180327001559j:plain

もちろん、アルコール類もバッチリ。

押し寄せてくる情報の洪水にクラクラしそうですが、とにかく飲める雰囲気がプンプン。

まずは缶ビール(350円/350ml)で乾杯をしてから、じっくりオーダーを決めましょうか。


f:id:Meshi2_IB:20180327001416j:plain

この、あれこれ迷っている時間が楽しいんですよね~。


f:id:Meshi2_IB:20180327001405j:plain

この日は18時過ぎにお邪魔したんですが、なかなかにぎわっておりました。

実は飲むお客さんは午前中や午後の早い時間のほうが多いんだとか。

次はぜひ昼酒でいきたいですね~。

さて、討議の結果、注文したのは……。


f:id:Meshi2_IB:20180327001422j:plain

ゲソ天バラミックス(100円)に、


f:id:Meshi2_IB:20180327001429j:plain

なす天(90円)と、


f:id:Meshi2_IB:20180327001438j:plain

むきえび(100円)です!


いや~、どれも揚げたてサクサクでうまいですよ!


f:id:Meshi2_IB:20180327001434j:plain

ちなみにバラミックス天とは、メインの天ぷらに野菜の天ぷらがミックスされたもの。

野菜は日替わりになりますが、この日は春菊に紅しょうがにかぼちゃといった布陣。

この量で100円ですよ!


f:id:Meshi2_IB:20180327001444j:plain

さてさて、天ぷらとビールでちょっといい気分になってきたんで、2杯めにいきましょうか。


f:id:Meshi2_IB:20180327001449j:plain

チューハイ類にハイボール、日本酒に焼酎とあれこれそろっていて、これまた悩んでしまいます。


f:id:Meshi2_IB:20180327001455j:plain

しばし悩んで、角ハイボール濃いめ(350円)をセレクト。

缶ビール以外は、飲み物を選んだら自己申告して、氷の入ったグラスをもらうシステム。

ちなみにトリスハイボールもあったんですが、角ハイと同じ値段でした。

う~ん、太っ腹!

そして2杯めのアテには、鍋焼きうどん(550円)を。

これがなんとカセットコンロに乗せられ、グツグツ状態で出てくるんですよ。


f:id:Meshi2_IB:20180327001515j:plain

具はかき揚げに玉子、餅に春菊とちくわ、さらに舞茸になると。

「これ、550円でいいんですか?」と聞きたくなるぐらいのボリュームで、アテに最高!


f:id:Meshi2_IB:20180327001532j:plain

よく煮込んだうどんもいい感じ。


f:id:Meshi2_IB:20180403191847j:plain

ツユを吸ってトロトロになったかき揚げもたまらないですね~。


f:id:Meshi2_IB:20180327001538j:plain

うまい!


追加でちょいと珍しい、さきイカのかき揚げ(120円)を頼んだんですが、これまたアテに抜群。

鍋焼きうどんのツユをたっぷり染み込ませてからいただきました。

f:id:Meshi2_IB:20180327001519j:plain


名物「ぬるそば」ってどんな味?

さてさて、ビールとハイボールでちょうどいい具合になってきたんで、そろそろ「ちかてつそば」時代からの名物、ぬるそば(280円)をいただきましょうか!

f:id:Meshi2_IB:20180327001605j:plain

ぬるそばってなんだよって思うかもしれませんが、文字どおりのぬるいそば。

熱さで3種類ありまして、普通の熱いツユに水で締めたそばの「1 少しぬるい」と、常温ツユに締めないそばの「2 通常」と、常温ツユに水で締めたそばの「3 だいぶぬるい」の3種類があるのです。

今回は「3 だいぶぬるい」をセレクト。

さてさて、どんだけぬるいんでしょうか。

ちなみにそば以外に、うどん、きしめん、ソーメンがありますよ。


f:id:Meshi2_IB:20180327001609j:plain

まずはツユをひと口。

うん、ぬるい。


f:id:Meshi2_IB:20180327001615j:plain

ぬるいですね。ケビン氏も納得。


f:id:Meshi2_IB:20180403192028j:plain

当然ですが、そばを食べてもぬるいです。お味はというと、そばはちょいゴワ。ツユはぬるいこともあって、淡い感じがしますかね。なんというか、普通のそばです。ただし、ぬるい。

「ぬるいそばってどうよ」って思うかもしれませんが、普通にそばもツユもうまいですからね。

熱かろうとぬるかろうと、うまいもんはうまいんですよ。

ぬるそばには天ぷらを乗せるとツユの吸いが悪いという欠点はありますが、飲みの締めにはこのゴクゴクいける感じが最高なんです。

こんなメニュー、よそにはないと思いますが、由来を聞いてみてびっくり。

なんとはこのぬるそばは、店主の加藤さんが猫舌だったことから生まれたんですって!


f:id:Meshi2_IB:20180327001626j:plain

以前の「ちかてつそば」は地下鉄出口の横だったため急いで食べたいお客さんが多く、早く食べられるぬるそばは、なかなか好評だったんだそうです。

それをこの「ワイズ」でも提供していると。これから暑くなったら、もっとぬるいそばを出すと、加藤さんは意気込んでいました。


f:id:Meshi2_IB:20180327001543j:plain

いやはや、他にも紹介したいメニューがいろいろあるんですが、そろそろ閉店なので、今日はこのへんで。

この「ワイズ」はとにかくメニューが多いんで、初見で行くとかならず迷うことになると思うんですよ。

もし行くのなら、まずはこの記事をよく読んで。

絶対に楽しめること、請け合いです!

あ、行くなら早い時間のほうが、ゆっくり飲めておすすめですよ!


お店情報

Y’z☆Kato(ワイズ)

住所:東京都杉並区方南町2-15-5
営業時間:平日6:00~19:00(LO) 土曜日6:00~17:30(LO)
定休日:日曜日・祝日





書いた人:本橋隆司

本橋隆司

フリーランスの編集、ライターとしてウェブや雑誌などで仕事中。立ち食いそば好きが高じて2013年に『立ち食いそば図鑑 東京編』を、2014年に『立ち食いそば図鑑 ディープ東京編』を制作。そばであればだいたい好き。最近、注目しているのは細うどん。

撮った人:安藤青太

安藤青太

カメラマン、書籍制作。グラビア系から食べ物系まで何でも撮るカメラマン。本橋とは『立ち食いそば図鑑 東京編』『立ち食いそば図鑑 ディープ東京編』を制作。その他『檀蜜DVD色情遊戯2』『DK 男子高校生萌え』『書店男子』など。最新作は『TOKYO餃子図鑑』。好きな立ち食いそばは「コロッケそば」。

東京ソバット団

早く安く美味く、そして面白い立ち食いそばの魅力を広めるために結成。団員は現在、本橋と安藤、そしてケビンの3名。

過去記事も読む



コメントを残す