国宝の名刀、複製が完成…美しい反りや刃文再現 – 読売新聞



 5月の「大山開山1300年祭」に向け、制作が進められていた太刀「名物童子切安綱どうじぎりやすつな」(国宝)の複製が完成した。

 同月20日に開かれる大山寺開創1300年法要で奉納され、同寺宝物館で保存、展示する。

 童子切安綱は平安時代、伯耆国出身の刀匠、伯耆安綱が鍛えたとされる名刀。源頼光が酒呑童子を切ったという伝説にちなんで名付けられたという。豊臣家や徳川家が所有したとの文献も残り、現在は東京国立博物館に所蔵されている。

 複製は、鳥取県大山町の市民グループ「祈りの山『大山さん』を守る会」が昨秋、鳥取市の刀匠、金崎秀寿さんに依頼。今年2月末に出来上がった。刃渡り81・3センチで、美しい反りや刃の表面に浮かび上がる曲線模様の刃文はもんがある。

 今月6日、米子市の県西部総合事務所で平井知事らとともに完成を発表した同会の足立敏雄会長は「迫力があり、圧倒される。1300年の歴史の中で特筆すべきものを残せる」と喜んでいた。県内各地での巡回展示も計画しているという。





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