ご当地スープでほっこり : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) – 読売新聞



 ◇八頭、若桜の6店舗

 ◇名産野菜やキノコふんだん

 八頭、若桜両町のカフェやレストランなど飲食店6店舗が、地元産の野菜やキノコなどをふんだんに使ったオリジナルのスープを考案し、提供を始めた。心も体も癒やされる「ほっこりスープ」と名付け、自然豊かな両町の恵みをアピール。両町では、若桜鉄道の観光列車「昭和」が話題を集めており、新たなご当地グルメでさらに観光客を呼び込みたい考えだ。(中村総一郎)

 両町の観光担当職員らが2016年から、地域の魅力を生かした集客策を検討。農産物をたっぷり使った食事メニューを考案することに決め、「スープなら、健康とグルメを同時にアピールでき、女性にも喜ばれる」と、協力店舗を募った。各店舗は「楽しみながら食べられるように」と、途中で香辛料などを加えたり、最後におにぎりや麺を入れたりできる工夫も凝らした。

 若桜町若桜の「道の駅若桜 桜ん坊」のメニューは、地元産のエリンギ、シメジ、シイタケなどを入れた「きのこたっぷり豆乳仕立てのさとのみそスープ」(税込み400円)。「きのこピューレ」を途中で加えるととろみが出て、違った食感になる。最後に黒米おにぎりを入れれば、雑炊風にも出来る。駅長の山根誠さん(56)は「味の変化を楽しんでもらいたい」と話す。

 八頭町門尾のパンカフェ「もりのひと」は、自家製パンを添えたスープカレー(同800円)。店を営む関口結佳さん(30)は「スープは作り手にとって自由度が高く、いろんな食材が使える。『八頭、若桜といえばスープ』と言われるよう、おいしいメニューを提供したい」と語る。

 今月19日には、同町の郡家駅構内で試食会があり、試食した県立八頭高3年の池田こころさん(17)は「ほっこりするし、インスタ映えもしそう」。両町では、メニューと地図を載せたチラシも作成。今後、知名度を高めるために両町内外のグルメイベントなどにも出店予定で、若桜町産業観光課の宮本健也主事は「メニューを考案してくれる店を増やし、新しい名物に育てたい」とする。

 他のメニューは、「こおげの夢豆庵むとうあん」(八頭町郡家)の「やずネギのポタージュ」(同400円)、「天然食堂つきとおひさま」(八頭町福本)の「やず畑のアジアンスープ」(同700円)、「Yazu garden cafe」(八頭町西谷)の「コラーゲンたっぷりスープ」(同400円)、「ダイニングカフェあらた」(若桜町若桜)の「新のほっこりスープカレー」(同550円)。ゴールデンウィークはスープ提供を休む店舗もある。問い合わせは同課(0858・82・2238)。





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