海の安全と活気願い 鳥取・賀露神社 /鳥取 – 毎日新聞



ホーエンヤ祭で、海にこぎ出す台船(奥)と手こぎ船=鳥取市で、小野まなみ撮影



 2年に1度開かれる「ホーエンヤ祭」が29日、鳥取市賀露町北1の賀露神社周辺であった。みこしや武者行列などが船に乗り、海の安全を祈願した。

 ホーエンヤ祭は航海の安全や大漁を願う行事で、約1250年前、唐(中国)に渡った吉備真備が日本に戻る際に遭難したところを賀露の住民が助けたことに由来するという。300年以上の歴史があり、2008年には県の無形民俗文化財に指定された。

 この日は、氏子ら約200人が、みこしを担いだり伝統芸能の「麒麟(きりん)獅子」に扮(ふん)したりして参加。地区を練り歩いた後、台船や手こぎ船に乗り込み、「ホーエンヤ」の掛け声で約1キロをゆっくりと進んだ。

 賀露神社の深澤弘志総代長は「海の安全祈願だけでなく、ふるさとを活気づけられるよう伝統を守っていきたい」と話した。【小野まなみ】






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