春季県大会 八頭、6年ぶりV 鳥取商も山陰大会へ /鳥取 – 毎日新聞



【米子北-八頭】二回裏八頭1死二、三塁、相手内野手の野選で三塁から杉川が還り先制点を挙げる=鳥取県米子市のどらドラパーク市民球場で、横井信洋撮影



 春季県高校野球大会(県高野連主催)は最終日の30日、米子市のどらやきドラマチックパーク米子市民球場で決勝があった。ノーシードから勝ち上がった八頭が強豪・米子北を降し、6年ぶり4回目の優勝を果たした。八頭は中国地区大会(山口市、山口県周南市・6月2~4日)に出場する。また3位決定戦も同日あり、鳥取商が米子東を接戦で破り、八頭と米子北に続いて山陰大会(鳥取市・6月8~10日)の出場権を得た。【南迫弘理】

 ▽決勝

米子北 000000130=4

八頭  03120100×=7

 (米)松田、岡、楢原-松本

 (八)奥田、前田、山根巧-杉川

▽二塁打 平井、楢原、岡2(米)谷川、奥田(八)

 八頭は二回、畑の2点適時打や守備の乱れを突き3点を先制。四回にも松本の2点適時打で2点追加するなど六回までに7点を挙げた。3人が継投した投手陣も被安打11ながら要所を締める投球で逃げ切った。米子北は6点を追う八回、一死一、二塁の場面で岡、楢原の連続適時二塁打で3点を返したが届かなかった。

 ▽3位決定戦

鳥取商 010103210=8

米子東 400100200=7

 (鳥)松本、岡村、小笹-山下

 (米)森下、本多-福島悠

 鳥取商は3点を追う六回、二死満塁で相手の失策を誘って同点に追い付くと七回には伊田のタイムリーなどで2点を加点。その裏2点を奪われ同点とされた。八回、左前打で出塁した山下が盗塁で相手の守備をかき回しそのまま本塁まで生還、決勝点となった。米子東は九回、鶴田の安打などで三塁まで進むも一歩及ばなかった。


「いつも通り」で優勝に貢献 八頭・金澤大成選手(3年)

八頭の金澤大成選手=鳥取県米子市のどらドラパーク市民球場で、南迫弘理撮影

 強豪・米子北との決勝、八頭の金澤大成選手(3年)は今大会初めて4番に座った。打っては5打数2安打、走っては2盗塁を決める活躍でチームの優勝の原動力となった。

 準決勝まで6番に定着していたが好調さを見込まれ、大一番で急きょ主軸を任された。監督の采配にも自身は「4番も6番も関係ない。いつも通り自分のスイングを意識した」と自然体。

 それもそのはず、この冬は特に打撃練習に時間を割いた。常にピッチャーの存在を意識し、毎日300回素振りを重ねた。結果は当然のように表れた。「(体を)崩されることなく、ボールをよく見て、いつも通りのスイングができた」。準決勝の米子東戦では本塁打も飛び出した。

 これまでのハードなトレーニングの手応えは感じつつも、目線はさらに上を向いている。「スイングスピードを上げて、より速いボールを打てるようになりたい」。夏に向けて意気込んだ。【南迫弘理】






コメントを残す