矢掛の「革の世界展」会期中盤 本池さんの精巧なオブジェに魅了 – 山陽新聞



精巧に再現された動物のオブジェに見入る入場者

 革工芸作家・本池秀夫さん(66)=鳥取県米子市=の最新作などを集めた特別展「革の世界展」(岡山県矢掛町、山陽新聞社など主催)は会期中盤を迎えた。会場のやかげ郷土美術館(同町矢掛)には2日も家族連れらが訪れ、革素材から生み出された精巧な人形や動物に見入っている。27日まで。

 会場には実物大の象や馬、犬のオブジェをはじめ、人々の日常風景を題材にした作品約70点が並ぶ。「靴屋」と題した作品は、靴を作る職人や紳士の足のサイズを測る青年が人形で生き生きと表現され、家具までも革を使って再現されている。

 家族で訪れた福山市の男性(64)は「革とは思えない作品ばかりで驚いた」と話していた。

 本池さんは大学在学中、海外で出合った古い磁器人形に感銘を受け、幼少期から愛着のあった革で創作を始めた。以来40年以上、革素材による表現を追究している。昨年4月には伝統工芸以外の分野では全国初の鳥取県無形文化財保持者に認定された。

 午前9時~午後5時。月曜休館。一般800円、高校・大学生500円、小・中学生300円。問い合わせは同美術館(0866―82―2110)。





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