ブックセカンド:3歳児健診で絵本贈る 明石市、県内初 「スタート」好評で … – 毎日新聞



「ブックセカンド」用に兵庫県明石市が選定した5冊の絵本。このうち1冊が3歳児健診時に贈られる=同市役所で、浜本年弘撮影



 明石市は4カ月児健診を受けた乳児に絵本を贈る現在の「ブックスタート」事業が好評なことから、対象をさらに広げ、3歳児健診でも絵本を贈る「ブックセカンド」事業を9日に始める。市によると、「ブックセカンド」に取り組む自治体は全国的に増えているが、県内では初の取り組み。市は年間約3000人への贈呈を見込んでいる。【浜本年弘】

 「ブックスタート」は乳幼児健診などの機会をとらえて赤ちゃんに本を贈る活動で、1990年代前半に英国で始まった。活動を推進しているNPOブックスタート(東京都)などによると、絵本の読み聞かせを通じて親子の絆を深め、子どもの豊かな心を育むなどの狙いがあり、国内で1000以上の自治体が実施しているという。県内でも多くの自治体が取り組んでおり、明石市も昨年2月にスタートさせていた。西脇市では出生時と10カ月乳幼児相談時の2回にわたり贈っている。

 一方、「ブックセカンド」は、もう少し成長した3歳前後の子どもに本を贈る活動。行動範囲が大きくなり、社会性や聞く力が高まる時期に絵本に触れてもらうことで、より大きな成果が期待できる。市によると、三重県いなべ市や鳥取県境港市など100以上の自治体が既に「ブックセカンド」を実施しているという。

 市が贈呈対象の絵本5冊を事前に選定し、明石駅前再開発ビル6階「こども健康センター」での健診時に絵本の説明とともに1冊分の引換券を配る。受け取った人は同じビルの4階にある市民図書館児童書エリアで絵本と引き換える。市は図書館の利用者増も図るという。

〔神戸版〕






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