最新鋭導入 1億個の星「郷土の森」で 府中 /東京 – 毎日新聞




 府中市郷土の森博物館(同市南町6)で2日、都内で初めて導入した最新鋭のプラネタリウムの上映が始まった。これまでの投影機の性能をはるかに超える1億個の星をスクリーンに映し、天の川を再現することができる。座席の幅も広がり、ゆったり鑑賞できるようになった。【五十嵐英美】

 プラネタリウムは1987年にオープン。東日本で最大級のドームスクリーン(直径23メートル)に約1万2000個の星を投影でき、多くの人たちに親しまれてきたが、設備の老朽化に伴い昨秋から更新工事を行っていた。

 新たに導入したのは「ケイロン3」という最新の投映機と、4Kプロジェクター4台を備えたデジタル映像システム。100万年前や100万年後の星空を瞬時に映し出せる能力を備えている。

 開発したのは、市内に本社があるプラネタリウムのトップメーカー、五藤光学研究所。約1億円のシステムを市に寄付するとともに、プラネタリウムの運営にもかかわり、ノウハウを提供することになった。

 今回のリニューアルに合わせ、室内も「郷土の森」をイメージした内装に変更。座席を倒すと、野外で夜空を見上げているように感じられるようにした。座席には回答ボタンがつけられており、クイズに参加することもできる。正面にはイベント用のステージも新設された。隣にある展示コーナーも新しくなった。府中市やその周辺にある、宇宙に関する企業や団体を紹介している。

 2日は約30分のオープニング番組「FuchuからUchuへ」が計6回投映され、カップルや親子、シニア層など幅広い年代が訪れた。同館の担当者は「発券は投映時間の5分前で締め切るので、余裕を持って来てください」と話していた。

 観覧料は大人600円、中学生以下300円。ほかに博物館入場料として、大人300円、中学生以下150円が別途必要になる。4歳未満は無料。

 オープニング番組の上映は6日まで。問い合わせは同館(042・368・7921)。

〔都内版〕






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