丹波・山南 防災無線放送、流れず 特別警報発令中も /兵庫 – 毎日新聞




 丹波市は11日、西日本を襲った豪雨で市内全域に大雨特別警報が発令されていた時間帯を含む6日夜から約2日間、丹波市山南町(4478世帯、1万1398人)で防災行政無線による避難指示などの放送が流れていなかったと発表した。市によると直接の被害はなかったが、谷口進一市長は「一歩間違えれば市民の生命に関わる重大事案。災害対策本部長とし責任を取りたい」として自身を減給処分にする意向を明らかにした。

 県のまとめによると、丹波市では、7日未明に市内全域に大雨特別警報が発令され、約6万5000人に避難指示が出た。2人軽傷、床上浸水28戸、床下浸水159戸、山南町を含む11カ所で土砂崩れが起きた。

 市によると、山南町の防災行政無線は先月25日、市がデジタル化に伴う放送設備を更新し、使用を開始。しかし、今月5日の大雨への放送が聞き取りにくいと山南町の住民から連絡があったため更新前の放送設備に切り替えたが、山南支所側の通信障害のために放送が各家庭に流れていなかった。切り替え後に動作確認のテストをしていなかったという。

 そのため、6日午後6時45分~8日午後8時に放送された、大雨についての通知と自主避難所開設▽土砂災害警戒情報▽大雨特別警報▽イベントの中止▽避難指示の解除▽災害ごみの持ち込み--などが山南町だけに流れていなかった。8日に同町の住民から問い合わせがあり、発覚した。【丸井康充】

〔但馬版〕






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