【西日本豪雨】中国地方死者153人・不明60人 発生1週間、5000人以上避難(7/13 00:00) – 中国新聞



スコップで土砂を取り除き、行方不明者を捜索する自衛隊員や消防隊員たち=広島市安芸区矢野東7丁目(12日午前10時12分、撮影・天畠智則)

 西日本豪雨による中国地方の死者数は12日、警察庁のまとめで計153人に上った。うち広島県は91人で、全国14府県の犠牲者計200人の半数近くを占めている。近畿から九州まで広範囲に大雨特別警報が出されてから13日で1週間。5県で行方不明者は60人おり、5千人以上が避難を強いられている。住宅被害の全容はいまだつかめず、復旧への道のりは険しい。

 広島県内の死者数は中国新聞の調べでも85人が確認された。内訳は、呉市19人▽広島市17人▽東広島市12人▽坂町10人▽熊野町9人▽三原市8人▽竹原市4人▽福山市2人▽尾道市、府中市、安芸高田市、海田町各1人。39人の安否が分かっていない。岡山県は死者58人、行方不明者21人。警察庁は鳥取県でも1人死亡とした。一方、鳥取市は現時点で、この1人を豪雨による死者としていない。

 被災自治体では住宅被害の把握が進んでいない。被災規模が大きく、対応が追いついていないことも要因の一つとなっている。全壊は現時点で広島県64棟、岡山県19棟、山口7棟などとされているが、広島、岡山両県では今後、被害棟数は大きく増える見通し。インフラの復旧とともに、被災者の生活再建が課題となる。

 交通網の復旧は徐々に進んでいる。11日深夜、国道31号が復旧し、呉市と広島市間をつなぐ他の道路の渋滞は緩和された。停電はおおむね解消されたが、広島県を中心に、被災地の多くの家庭で断水が続いている。





コメントを残す