鳥取)開会式あいさつ、手話で通訳 鳥取城北3年の2人 – 朝日新聞社



 開会式の大会会長あいさつは手話による通訳がされる。今年は、鳥取市の鳥取城北高校3年の井筒未結(みゆう)さん(17)と広田青空(せいくう)君(17)が手話通訳者を務める。2人とも球場のような広い舞台での手話通訳は初めてという。

 2人とも同校のボランティア部員で、平日の放課後に手話を教え合ったり、土日には聴覚障害者と交流したりして、表現方法を学んでいる。手話通訳では、どうしたら相手に伝わりやすいかを常に考え、聞こえてくる言葉をそのまま表現するのではなく、文の意味を自分なりに解釈してから表現することを心がけている。

 同級生には、耳の聞こえない祖父が開会式に来てくれると話す野球部員もいるという。井筒さんは「遠くのスタンドに座っている人にも届くように、大きな身ぶりを意識したい」。広田君も「緊張すると思うけどオロオロしないようにしたい」と意気込む。

開会式で国歌独唱 鳥取西2年の河本さん大役

 開会式で国歌独唱をするのは、鳥取市の鳥取西高校2年で合唱部員の河本望実(のぞみ)さん(16)。6月にあった県高校総合音楽会独唱の部で最優秀賞に選ばれ、今回の大役に抜擢(ばってき)された。「今年は100回大会で責任も重大。のみ込まれないように頑張りたい」と話す。

 球場で歌うのは初めての体験。「屋外だと声の響き方も、周りの雰囲気もまったく違う」と、部活動の合間を縫って練習を重ねてきた。本番は、緊張して息が浅くならないように気をつけたいという。

 「開会式の日は、きっとみんなが緊張しながらも、すごい闘志を燃やして球場に立っているんだと思う。その気持ちを少しでも応援できるような歌を歌いたいです」(矢田文)





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