鳥取大会 汗と涙の夏開幕 鳥取工など3校快勝 /鳥取 – 毎日新聞



【倉吉農-鳥取工】一回裏鳥取工2死二塁、横山が適時三塁打を放つ=鳥取市のコカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク野球場で、南迫弘理撮影



 第100回全国高校野球選手権記念鳥取大会(県高野連など主催)は14日、24校が参加して鳥取市のコカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク野球場で開幕した。1回戦3試合があり、鳥取工は倉吉農を降した。米子工は米子高専に、鳥取城北は倉吉北にそれぞれコールド勝ちした。試合に先立つ開会式では、昨年優勝校の米子松蔭を先頭にナインらが入場。米子西の板谷蒼汰主将(3年)が力強く選手宣誓した。【南迫弘理】

 ▽1回戦

倉吉農

  000000000=0

  11000200×=4

鳥取工

 (倉)河原凜-笠松

 (鳥)山本隼-森本

▽三塁打 横山(鳥)

▽二塁打 長谷川2(鳥)

 鳥取工は序盤に2点をリードして六回1死、長谷川の2塁打を契機に、相手暴投から2盗塁と足でかき回した後に近藤の適時打などで2点を加点し、勝負を決めた。倉吉農は四、八回の2死満塁の好機を生かせなかった。

米子工

  3001210=7

  0000000=0

米子高専

 (七回コールド)

 (工)浦田、藤野-大垣

 (高)寺本、麻木-矢倉

▽三塁打 板野(工)渋谷(高)

▽二塁打 浦田、住田2(工)橋本、朝久(高)

 米子工は初回の猛攻で試合を決めた。一回表、浦田の適時二塁打で3点を先制。四~六回には4安打4点と効率的な攻めで流れを逃さなかった。米子高専打線は打ち気をそらされ、得点圏に走者が進むも後続を断たれた。

鳥取城北

  2010240=9

  0001000=1

倉吉北

 (七回コールド)

 (鳥)難波-山下

 (倉)本行、西村、本行-井本

▽三塁打 垣内、片山(鳥)

▽二塁打 片山、難波(鳥)

 鳥取城北は要所を抑えた攻めで9安打9得点で順当勝ちした。3番・片山は長短織り交ぜた3打数3安打の固め打ちで5打点の活躍で打線を引っ張った。倉吉北は四回、神田の適時打で1点を返したが、及ばなかった。

感謝と喜び堂々

選手宣誓をする米子西の板谷蒼汰主将=鳥取市のコカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク野球場で、南迫弘理撮影

 ○…「いろんな先輩が築いた、100回という歴史は未来に受け継がれる」。米子西の板谷蒼汰主将(3年)が開会式で選手宣誓すると堂々とした姿勢にスタンドから多くの拍手が送られた。宣誓内容は監督や部員らと相談して決めた。西日本豪雨は、練習試合などの遠征でしばしば訪れた近県で甚大な被害をもたらしていることに心を痛める。「野球ができる喜びは当たり前のことではない。支えてもらっている現状に感謝してプレーしたい」

60年前の再現

始球式を務めた大竹誠一郎さん=鳥取市のコカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク野球場で、南迫弘理撮影

 ○…夏の甲子園の40回記念大会(1958年)の開幕試合で第1球を投じた鳥取西の投手、大竹泰秀さん(故人)の孫・誠一郎さん(15)=静岡東高1年、写真=がこの日、始球式に登場した。第1回大会に出場した旧鳥取中(現鳥取西)の復刻ユニホームを着た誠一郎さんが投じた一球は、残念ながら捕手が構えたミットから大きくそれた。野球経験はなく「祖父に恥じない投球をしようと思ったが、緊張してしまい……」と恐縮しきりだった。






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