大山自然歴史館長・矢田貝さん 本紙連載中の「大山の草花」出版 – 山陰中央新報



出版された「霊峰スケッチ 大山の草花」

 本紙鳥取・中海面に2011年4月から連載中の「霊峰スケッチ 大山の草花」が、単行本で出版された。筆者の鳥取県立大山自然歴史館館長、矢田貝繁明さん(65)=日野町上菅=が厳選した希少な120種を紹介。大山地域の豊かな自然環境への愛着が行間にあふれ、四季折々の草花を収めたカラー写真とともに見て楽しめる内容になっている。

 隔週日曜日に掲載の霊峰スケッチは、環境省特定希少野生動植物種保存推進員を兼務する矢田貝さんが大山山頂の保全活動や登山道情報、植物調査などの際に愛用のカメラで撮った草花を紹介。種の由来や調査、撮影のエピソードを交えた軽妙洒脱(しゃだつ)な文章は読者に好評だ。

 山陰中央新報社が大山開山1300年祭に合わせて企画。その中核的なイベントとして10、11の両日、米子市と大山町を会場に開かれる第3回「山の日」記念全国大会を見据えて出版した。

 単行本は「春から初夏」「夏から初秋」「秋から初冬」「シダ植物」の4章で構成。山開きの頃に漏斗(じょうご)の花を咲かせるダイセンヒョウタンボクや国の天然記念物指定・ダイセンキャラボクの純林などのほか、環境省の絶滅危惧種の中で最も高いランクにあるシロテンマも取り上げている。大山周辺マップも載せた。

 A5判、248ページで、1620円。山陰両県の主要書店などで扱う。問い合わせは山陰中央新報社出版部、電話0852(32)3420。

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