都内でラーメン店経営の親子 美波町に移住 – 徳島新聞



薬王寺の門前町・桜町商店街にラーメン店「藍庵」をオープンさせる松田さん(右)と長男の笑太さん=美波町奥河内の同店

 美波町奥河内の四国霊場23番札所・薬王寺の門前町「桜町商店街」に17日、ラーメン店がオープンする。都内で有名店を経営する松田徹時さん(44)が長男笑太さん(22)と移住し、阿波尾鶏や薬膳を前面に打ち出した「こだわりの一杯」を提供する。

 店名は「阿波尾鶏中華そば 藍庵(あいあん)」。阿波尾鶏のガラを煮込んだあっさり味のスープをベースに、しょうゆと塩の2味を用意する。自家製麺を使い、炭火で焼いた阿波尾鶏のチャーシューをトッピング。つけ麺やアオリイカの丼も販売する。のれんや食器には藍色を取り入れ、徳島らしさをアピールする。

 町の門前町活性化事業に申し込み、採用された。店舗は昭和初期に建てられた住宅(木造2階建て、延べ132平方メートル)を改修した。

 薬師如来を本尊とする薬王寺にちなみ、薬膳を名物にしたい町の方針に、松田さんが賛同。料理は化学調味料不使用で、スープには栄養価の高い高麗ニンジンやナツメを入れている。

 松田さんは2008年、ラーメン激戦区といわれる板橋区の大山商店街に「Morris(モリス)」を開店。メディアで紹介される有名店となっている。

 5年前に美波町の知人宅を訪れたのをきっかけに毎年来町し、豊かな自然や気さくな住民に魅力を感じて出店を決めた。松田さんは「地元の業者とも協力し、老若男女に食べてもらえる味をつくっていきたい」と意気込んでいる。





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