三晩の熱気、最高潮に 阿南町「新野の盆踊り」終幕:長野:中日新聞 … – 中日新聞



切り子灯籠の行列(後方)の進行を阻もうと大きな円陣を組む踊り手ら=阿南町新野で

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 阿南町新野で十四日から三晩続けて開かれた「新野の盆踊り」(国重要無形民俗文化財)が、十七日朝にクライマックスを迎えた。

 新野の盆踊りは室町時代から始まったとされる伝統行事で、鳴り物を一切使わないのが特徴。やぐらの上の音頭取りとその周りを囲む踊り手たちが、夜から明け方まで三晩にわたり、六曲を繰り返し踊った。

 最終日の明け方、地元住民らが続々と増え、踊りの輪は最大級に。辺りが明るくなり始めた午前四時半ごろ、やぐらから新盆の家の数だけある切り子灯籠が外され、神送りの神事が始まると、踊り手たちは最後の踊り「能登」を始めた。

 切り子灯籠を持った子どもたちや音頭取りの列が通り過ぎると「能登」をやめなければいけないため、踊り手たちは円陣を組んで列に対抗。円陣を崩しながら進む列との攻防は朝日が昇ってからも続き、参加者は夏の終わりを惜しみながら最後まで盆踊りを楽しんだ。

 (寺岡葵)

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