大田二中野球部 悲願の日本一 全中で 20日、広島で初戦 – 山陰中央新報



熱のこもった練習を続ける大田第二中学校野球部の選手たち

 大田第二中学校(島根県大田市久手町)の野球部が、19日開幕の全国中学校軟式野球大会(広島県)に臨む。今年3月の全日本少年春季大会(静岡県)では決勝戦でサヨナラ負けし、惜しくも日本一を逃した。今夏こそ優勝旗をつかもうと、4月の地震で被災した地域への思いも胸に、ナインは闘志を燃やしている。

 同校は、7月の県中学校優勝野球大会(雲南市ほか)で2連覇を達成。今月8、9の両日にあった中国選手権(米子市ほか)で優勝を飾り、全国大会出場を決めた。春に全国優勝を目前で逃した直後から「夏には日本一を目指す」と公言してきた岩谷翔太主将(15)。有言実行とばかりに、夏では同校初となる全国切符を見事手にしたが、中国選手権ではけがを抱えながら試合に出る選手がいるなど、決して万全の状態ではなかったという。

 それでも「痛みをこらえながら、選手たちが強い気持ちでしっかりプレーしていた」と柿田勝洋監督は振り返る。準決勝、決勝とも持ち味の堅守を貫き通し、1点差で勝ちきった。

 選手たちにとっては、4月に起きた最大震度5強の地震で被害を受けた地元校区への思いもモチベーションとなる。岩谷主将は「勝って地域を元気づけたい。県外にまで応援に来てくださる地域の方に恩返しをしたい」と話す。

 全国制覇を懸けた戦いは20日、広島県呉市である九州代表・住吉中学校(宮崎県)との1回戦からスタートする。安井和樹副主将(15)は「最後まで全員野球で、笑って終わりたい」と誓った。





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