預金者の利便性維持で一致 鳥取・日南町長と鳥銀頭取 – 産経ニュース



 鳥取県日南町が先月末、鳥取銀行が町内唯一の支店を町外に移転することに抗議し、同行に預けていた約5億6千万円を解約した問題で、同行の平井耕司頭取が14日、同町を訪れ増原聡町長と面会した。支店移転は変わらないが、同行が一般預金者の利便性を維持するように努力するとの認識で一致した。

 同行は経営合理化のためとして、同町唯一の支店を、来年1月に隣接する鳥取県日野町の支店内に移転することを決定。事前の相談がなく一方的に告げられたなどとして先月30日、町長の指示で日南町の預金を全額解約する事態になった。同行は支店には現金自動預払機(ATM)を残すとしているが、町長は高齢化率が高い日南町ではATMを使えない人も多いと訴えていた。

 面会後、平井頭取は「一定の理解を得られた」とし、今後は「行員が一緒にATMを操作して使い方を教えるなどし、町民の理解を深めていきたい」と述べた。

 増原町長は支店移転は「決まったものなので仕方がない」と話した上で「鳥取銀行には預金者に丁寧に対応してもらい、不便をかけないようにしてほしい」と強調した。





コメントを残す