鳥取)県出身者が制作、明治のバイオリン 音楽祭で展示 – 朝日新聞社



 コンサートや楽器製作工程の展示で楽しませる三朝バイオリン美術館(鳥取県三朝町)の音楽祭「弦展」が15日に始まる。10月28日まで1カ月半にわたり、毎週土日に弦楽コンサートを開催。展示の見どころは幕末に現・鳥取市で生まれたバイオリン製作家・遠藤周孝(しゅうこう、1863~1910)の作品や製作道具などで、8月にひ孫の孝一さん=奈良県在住=から寄贈された約190点を初公開する。

 同館はバイオリン製作学校を併設し、演奏付きガイドツアーや体験レッスン(予約制)も受け入れている。音楽祭「弦展」は、前身のみささ美術館の時から開催し、今年が6年目だ。

 同館によると、遠藤周孝は大阪でバイオリン製作を学び、1892(明治25)年には高圧水蒸気で板をプレスして製作する「押出式」と呼ばれる量産タイプのバイオリンを国内で初めて完成させたとされる。独立して1901(明治34)年に工房を立ち上げ、遠藤バイオリンは北陸や四国、九州でも広く愛用されたという。

 寄贈した孝一さんは、妻が鳥取…

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