イライラ抑え子育て楽に 東区で講座 – 中日新聞



◆「呪文」やつぼ押しで一息

何に怒りを感じたか自己分析する参加者と講師の安藤生奈さん(2列目中央)=浜松市東区で

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 子どもへの虐待件数が二〇一七年度過去最多の十三万件を超え社会問題となる中、怒りをコントロールする方法を学ぶ「アンガーマネジメント講座」が二十日、浜松市東区有玉南町のJAとぴあ浜松本店で開かれた。

 「子育て・孫育てが楽になる編」と題し、日本アンガーマネジメント協会ファシリテーターの安藤生奈(いな)さんが、子育て中の女性二十三人を前に講演した。

 アンガーマネジメントは、一九七〇年代米国で生まれた心理教育トレーニングで、自分の怒りを客観視し衝動や思考をコントロールする。参加者は自己診断をして過去一週間の怒りの性質や頻度を分析した。

 自身も三人の子育て中の安藤さんは「自分の考える理想と現実の差が怒りの正体。こうあるべきだという思いや出来事の意味付けを変えられれば感情は薄れていく」とし、思考コントロールの大切さを解説した。

 加えて「怒りの衝動は長くて六秒。この六秒をうまく対処できれば衝動を抑えられます」と話し、好きな言葉を並べた呪文(コーピング・マントラ)を考えて唱えたり、手のつぼを押すといった別の行動をとるようアドバイスした。

 浜北区から参加した太田由紀子さんは「イライラした時の解決策を具体的に教えてもらえたので子どもたちと一緒に実践していきたい」と子育てのヒントを得ていた。講座は、JAとぴあ浜松女性部が主催した。

(久下聡美)

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