海上の億ション 境港へ 分譲型豪華客船 19年9月 – 山陰中央新報



 洋上の「億ション」が境港へ-。世界唯一の分譲型豪華客船「ザ・ワールド」が2019年秋、境港(鳥取県境港市)に初寄港を予定していることが11日、関係者への取材で分かった。乗船客の人気投票で行き先を決め、世界一周を続けるユニークなクルーズ船で、02年の建造以来、山陰両県への寄港は初めて。最高級客船に選ばれた港として評価や知名度が一層高まり、ポートセールスに弾みがつきそうだ。

 バハマ船籍の同客船は総トン数4万3524トン、定員390人で、米国レジデンシー社が運航。レストランやプール、テニスコート、図書館、カジノ、専属プロの指導が受けられるゴルフ施設などを完備し、一つの街のような造りとなっている上、定員に対する船型の大きさ、船員比率の高さからクルーズ船の区分で最高級に位置づけられる。

 全165室はそれぞれ日本円で億単位の分譲価格。欧米やオーストラリアの富裕層を中心とした所有者が自宅感覚で居住し、各寄港先で自由に乗降できる。

 総代理店のインターナショナル・クルーズ・マーケティング(東京都港区)によると、約2年間の世界一周旅行を繰り返している。過去6~7回立ち寄っている日本の次回寄港は19年9月。北海道・小樽港、石川県・金沢港などの6港とともに寄港地に選ばれた境港の入港は、同9月27日と予定される。

 境港のクルーズ船寄港は17年に前年比84.8%増の61回で過去最多を記録。19年は「海の女王」と呼ばれ世界で最も有名な豪華客船とされる「クイーン・エリザベス号」(9万900トン)の初寄港も予定されている。





コメントを残す