鳥取赤十字病院で患者に後遺症、違約金1億円余りで和解 – 朝日新聞



 鳥取赤十字病院(鳥取市)で適切な処置が受けられず後遺症が生じたとして、鳥取市内の男性(69)とその家族が、日本赤十字社(東京都)と当時の担当医師に約1億1168万円の損害賠償を求めた訴訟が鳥取地裁で和解し、日赤側が解決金1億2千万円を支払ったことが11日までにわかった。和解は8月8日付。

 訴状などによると、男性は2008年7月、同病院で大腸がんの摘出手術をしたが、縫合不全の疑いがあるなどとして2度にわたって緊急の再手術を受けた。その後、感染症により呼吸障害などが生じ危篤状態となった。一命はとりとめたが、脳が萎縮し重度の認知症や両手足のまひなどの後遺症が残ったという。

 原告側は「十分な検査をしていれば重症化は防げた」と13年9月に提訴。今回の和解について、「病院側にはもっと親身になって患者の立場に立って考えてほしかった」とコメントを出した。

 鳥取赤十字病院は朝日新聞の取材に対し、「病院側の過失は認めている。今後こうしたことが二度と起こらないよう、職員への教育、周知を徹底したい」と述べた。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(矢田文)





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