里山ようちえん保育士 竹岡郁子さん(丹波市山南町谷川) – 丹波新聞



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子どもの遊びに寄り添う

 丹波市山南町谷川の笛路村をフィールドに、NPO法人「丹のたね」が運営している「里山ようちえん ふえっこ」の保育士。2016年から週1回の親子クラスを開いており、来年度からは週5日の幼児クラスを新設する予定だ。

 丹波市に移住するまで、約10年間、豊中市の私立幼稚園で働いていた。仕事を辞めようと決めていた時、立ち寄った氷上パーキングエリアでチラシを見て、春日で小豆の種植えのイベントに参加。農業体験の楽しさに加えて都会から丹波市に移住してきていた人たちとの出会いがあり、その後、夫の正行さんとも出会い、まもなく結婚と移住を決意。「人生が変わった30歳でした」と笑う。

 自然の中で保育をしてほしいとの声があったことや、笛路村の環境を生かせるとの思いから、知人親子1組との「ふえっこ」が始まった。今は約12組の親子が通っている。

 野外保育で大切にしているのは「遊びの保障」。何もないところから子ども自身が遊びを創っていく力を育てたいと考えている。「遊びや自然が教えてくれるものはたくさんある。そこにそっと寄り添っていられる大人でありたい」。

 棚田の景観が残る笛路村の景観をとても大切に思っている。山と川が近くにあり、小川にたくさんの生き物がすんでいる。「来る人がみんないい所だねと言ってくれるけど、私たちが作ったものじゃない。高齢化が進む中、山林農地の維持管理は大変。おこがましいけれど、ふえっこが次の世代を育てる場所になり、これまでここを守ってきて来て下さったことに対して少しでも恩返しになれば」。高槻市育ち。35歳。





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