オーロラの神秘感じて アマ写真家2人カナダで撮影 – 山陰中央新報



オーロラ撮影の旅を振り返る迫光徳さん(左)と小矢野貢さん=松江市寺町、仏壇の原田松江店

 爆発しながら一瞬のうちに姿を変える光の波-。山陰のアマチュア写真家2人が9月にカナダを訪れ、オーロラの撮影に成功した。ブレイクアップ(爆発)と呼ばれる最高のオーロラも収めた。神秘の光景に浸ってもらおうと29日に松江市で撮影報告会を開き、若緑に赤や紫が交錯する光のカーテンが湖面に映った時の感動を伝える。

 撮影したのは、10年来のカメラ仲間である迫光徳さん(75)=松江市東津田町=と、小矢野貢さん(69)=鳥取県北栄町松神。両県外の愛好家とともにベストシーズンの9月中旬に出発。バンクーバーで飛行機を乗り継ぎ、3時間半かけて、北極圏から南に約400キロの位置にあるイエローナイフを訪れた。

 オーロラは、太陽の爆発で放出された電気を帯びた粒子が大気中の粒子と衝突して発光する現象。現地ではオーロラよりもノーザンライト(北方の輝き)の名で知られる。

 撮影する深夜帯の気温は1桁台で、雪がちらついたという。初めは雲がかかってはっきり見えず「こんなものなのか」と思ったが、3日目で壮大な光景が眼前に広がった。

 「若緑色の巨大な緞帳(どんちょう)がズアーッとものすごい勢いで降りてくる。手を伸ばしたら届きそうなくらいに思えた」と迫さん。日本とは比較にならない満天の星々と漆黒の針葉樹林、静謐(せいひつ)な湖面…。小矢野さんは「最高だった」と一言に万感を込める。

 広く見てもらおうと、知人の会社員小汀(おばま)泰久さん(67)=松江市寺町=が報告会を企画。当日は、2人が撮影した数千枚から自信作を大型モニターに映し出すほか、撮影秘話を紹介する。迫さんは「生涯に残る感動をぜひ一緒に味わってほしい」と話した。

 テクノアークしまね(松江市北陵町)で午後7時開会。会費千円で、申し込みが必要。定員20人。希望者は小汀さん、電話090(1359)6875。





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