2018世界湖沼会議in茨城 水質改善へ5県連携 茨城、滋賀、長野、鳥取、島根 – 茨城新聞



2018年10月17日(水)

2018世界湖沼会議in茨城 水質改善へ5県連携 茨城、滋賀、長野、鳥取、島根

自治体連携の設立宣言に署名した中島恵理長野県副知事、三日月大造滋賀県知事、大井川和彦茨城県知事、平井伸治鳥取県知事、吉山治島根県東京事務所長(左から)=つくば市竹園
自治体連携の設立宣言に署名した中島恵理長野県副知事、三日月大造滋賀県知事、大井川和彦茨城県知事、平井伸治鳥取県知事、吉山治島根県東京事務所長(左から)=つくば市竹園

つくば市で開会中の「第17回世界湖沼会議」で、湖沼法に基づく指定湖沼を抱える本県や滋賀県など5県は16日、湖沼の水質改善や生態系の保全に向けて連携する枠組みを設立した。湖沼に関わる共通課題の解決に向けて協力して取り組む内容で、大井川和彦知事らが同日、設立宣言に署名した。こうした自治体連携の例はこれまでにない試みで、今回の湖沼会議の成果の一つになる。

対象の湖沼は霞ケ浦と琵琶湖(滋賀)のほか、諏訪湖・野尻湖(長野)、中海(鳥取、島根)、宍道湖(島根)-。いずれも指定湖沼として水質保全計画の策定などが義務付けられた天然湖沼。

連携は三日月大造滋賀県知事の発案がきっかけ。各湖沼が、水質改善に加え漁業資源の減少や外来水生生物の繁殖など共通の課題を抱える中、4県が呼び掛けに応じた。

同日はつくば国際会議場でキックオフセレモニーが開かれ、大井川知事と三日月知事、平井伸治鳥取県知事ら5県の代表者が出席。今後、湖沼の環境保全に関わる知見や事例の共有、共同調査など進め、効果的な対策につなげることを確認した。

大井川知事は「課題を共有しながら、水環境保全に関する取り組みをこれまで以上に強化する」と宣言し、三日月知事は「琵琶湖は在来魚介類の減少や水草の大量繁茂などの問題がある。国への政策提言や予算の拡充も図っていきたい」と述べた。

連携の一環として同日の湖沼会議で早速、合同ワークショップが開かれ、各県の担当者が魚介類の資源回復に必要な方策などについて意見を交わした。(戸島大樹)





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