家持の歌の魅力存分に 鳥取で生誕1300年フェス – 日本海新聞



2018年10月18日

 大伴家持生誕1300年記念事業実行委員会(木村肇会長)は20、21の両日、「大伴家持生誕1300年記念フェスティバルin鳥取」(新日本海新聞社など共催)を鳥取市国府町庁の国府町コミュニティセンターをメイン会場に開催する。富山県や奈良県など万葉集ゆかりの地から約50人の訪問団員が訪れ「家持」と「万葉」をキーワードに広域の地域間交流を行う。“万葉故地”の連携強化を図る絶好のチャンスと期待されている。

 20日は「祝い歌~大伴家持誕生」と題した音楽イベントと記念フォーラムを実施。「祝い歌」は、大伴家持が詠んだ万葉集最後の歌ができるまでを朗読と歌で紹介。鳥の劇場芸術監督の中島諒人さんが演出し、地元の小学生らが出演する。記念フォーラムは、高岡市万葉歴史館長の坂本信幸さんの記念講演に続き、「鳥取市から大伴家持の魅力を語りつくす」をテーマに、坂本さんと歌人の佐佐木幸綱さん、全国万葉協会長の富田敏子さんをパネリストに迎えてシンポジウムを行う。

 21日は記念トークショーを開催。狂言師の和泉元弥さん、歌人の小島ゆかりさん、NHKで「日めくり万葉集」を制作統括したプロデューサーの小河原正己さんが出演し「わが愛する“愛のもののふ大伴家持”」をテーマに、大伴家持の歌の中から心引かれる歌を選び、その魅力について語り合う。

 同実行委員会事務局長の金指真澄鳥取市因幡万葉歴史館長は「鳥取市国府町は家持が万葉集最後を飾る歌を詠んだ地。地元や全国の人に家持ゆかりの因幡や万葉集について発信していきたい」と話している。(高坂綾奈)





コメントを残す