熊谷がなでしこ100試合 11日ノルウェー戦 – 毎日新聞



ノルウェー戦に向けて練習する熊谷紗希(右)。左は川澄奈穂美=鳥取市内で2018年11月8日午前10時35分、丹下友紀子撮影



 サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)は11日、鳥取市のバードスタジアムでノルウェー代表と対戦する。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本7位、ノルウェー13位。ともに来年6月開幕のワールドカップ(W杯)フランス大会への出場を決めており、現時点での力を知る最高の機会となる。対戦成績は日本の5勝3敗。

 ノルウェー戦で、主将の熊谷紗希(リヨン)が100試合目の節目を迎える。「国の代表選手として100試合出られるのは光栄だし、うれしいこと。でも、だからといって特別なものはない」と意識はない。

 熊谷は宮城・常盤木学園高2年だった2008年3月にデビュー。10年に代表に定着すると、日本が初優勝した11年のW杯ドイツ大会、準優勝の15年W杯カナダ大会と不動のセンターバックとしてチームを支えてきた。高倉麻子監督の下では主将に抜てきされた。国際Aマッチデー以外はクラブが派遣しないため参加できず、今合宿は5カ月ぶりとなるが、「チームを引っ張っていけるプレーはリヨンでも日ごろから意識している。難しさは感じていない」ときっぱり。練習でも最終ラインで的確な指示を出すなど存在の大きさを見せている。

 熊谷が気にかけるのは世界との差だ。なでしこは今年4月のアジア・カップ、8月のアジア大会とアジアで2冠。ただ、アジア大会直前の米国遠征では3連敗に終わった。「これが世界ということを自覚しないといけない。戦う相手は世界。日本人でもアジアでもない」と語気を強める。

 7カ月後のW杯でも顔を合わせるかもしれないノルウェーにどこまで通用するのか。自らの節目の試合は、なでしこの未来を占う試合となる。【丹下友紀子】






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